理学療法士は儲からないって本当!?年収を上げるためには？

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理学療法士とは

理学療法士という職業を聞いたことがありますか？

以下のように定義されています。

「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

引用：理学療法士及び作業療法士法　第二条

簡単に言うと、障害を持った人の機能回復を図るために施術を行います。

自分の手で人を治すって素敵な響きですよね!!

理学療法士って資格？なるためには？

では、理学療法士になるためにはどうすれば良いのでしょうか？

資格が必要

理学療法士免許は医療国家資格です。

免許の取得には、所定の手続きを経て、厚生労働大臣の認定を受ける必要があります。

大学、専門学校へ通う

国家試験の受験には、養成校に3年以上通い、必要な知識や技術を身に付ける必要があります。

また、必要最低限の実習時間の経験も必要となります。

国家試験を受ける

養成校に3年以上通い、知識・技術を身に付けたら国家試験を受けましょう。

平均合格率は70%といわれています。

7割と聞くと簡単に思えるかもしれませんが、問題数が多いため、しっかりと勉強する必要があります。

合格点は総合点の6割かつ実地問題3割の正答率となります。

理学療法士ってどこで働くの？

理学療法士は様々な分野で活躍しています。

病院

病院は大きく分けて、「急性期病院」、「回復期病院」、「慢性期（療養型）病院」に分類されます

それぞれの特色に合った関わりをしています。

老人保健施設やデイサービス

主に維持期の患者に関わります。

機能回復というよりは機能維持を主とする場合が多いです。

アクティビティーによる活動参加など、作業療法士と共同して取り組む場合もあります。

整形クリニック

手術後や交通事故による後遺症、慢性的な痛みに対して治療します。

徒手療法だけでなく、温熱療法や超音波療法などの物理療法も併用することが多いです。

一般企業

理学療法士の可能性は高く、一般企業に勤める人もいます。

次に挙げるのは一部分です。

理学療法士の年収は？給料は低い？

理学療法士の年収は低いって意見をよく聞きます。

実際にはどうなんでしょうか？

理学療法士の平均年収

令和2年の理学療法士（作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む）の平均年収は、33.5歳で約427.9万円となります。

全国の平均年収が同じ年代の30~34歳だと470万円となるため、全国平均に比べるとやや低めですが、平均的な給与を得られる職種といえます。

引用：befriend 理学療法士の平均年収は？高収入を目指す5つの方法

全国平均すると、やや低めとは言われています。

しかし平均的な給与であり、これだけで低いと話題になるのはなぜでしょうか？

業務量が多い

理学療法士は専門職であり、自己研鑽にかける時間が必要になります。

また、病院などの組織が大きい職場では、様々な業務を抱えることになります。

仕事による拘束時間が給与と見合わないといった意見が主な理由です。

理学療法士の収入を上げるには？

今の収入を増やしたいと言った場合、理学療法士として手段はあるのでしょうか？

資格を取る

理学療法士には更に専門的な資格があります。

今後、こういった資格所有者の需要が高まっていくと思います。

職場によっては資格手当やキャリアアップの判断基準になるでしょう。

独立する

この方法は立場的にオススメはしていません。

なぜなら、理学療法士は医療保険が対象となる開業権を持っていません。

また、定義として医師の指示がなく理学療法を提供することができません。

そのため、整体師と名乗って開業される方が多いです。

セミナーを開催する

集客が得られれば、その報酬が入ります。

セミナーを開催するためには、より専門的な知識、発信力、技術の向上は大前提となります。

セミナーを発信する業者との契約が近道です。

副業をする

理学療法士が活躍できる場面はたくさんあります。

自分はWebライターを中心に活動を始めています。

みなさんが思っている以上に、医療国家資格は大きな武器となります。

自分の得意分野を何かに生かしてみるのも1つの手だと思います。

最後に

理学療法士についてまとめました。

これから理学療法士を目指そうとする方から現役まで、多くの人の参考になれば幸いです。

自分は収入を上げるために副業を選択しました。

詳しくはこちら　→  とある理学療法士の副業活動記＠けい

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