こんにちは、理学療法士のけいです。
皆さんは、正しい勉強方法を知っていますか?
ここでは、理学療法士の現状や正しい勉強方法について説明していきます。
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理学療法士の勉強は必要?必要ない?
勉強して国家資格を得た後も勉強は必要でしょうか?
答えは「必要」です。
学生時代には基礎知識や実習での臨床推論について学んだと思います。
しかし、それは理学療法士として働くための、ほんの一部でしかないんです。
理学療法士でも勉強しない人はいる!!
私は病院に勤めていますが、このような意見を良く聞きます。
家で勉強なんてしたことないよ
勉強しないことを自慢げに言う人、周りにはいませんか?
医学は常に目まぐるしく変化しているため、最新の知見を取り入れなければいけません。
また、キャリアを積むと後輩や学生指導を任されることも、、、
自分が学生だったら、意欲の高い人から指導を受けたいですよね。
理学療法士の勉強方法は?
では、勉強が必要だとわかったところで、どのように勉強したら良いのでしょうか?
・オンラインセミナーに参加する
・サブスクリプションサービスを活用する
・eラーニングなどの教材を購入する
・部内勉強会を促す/開催する
・文献を参考にする
・専門書を参考にする
1つずつ説明していきます。
オンラインセミナーに参加する
私は新人時代、東京、大阪、名古屋など遠方に出向いては受講してました。
そのため、交通費や宿泊費によりギリギリの生活をしていましたが…
今ではコロナ禍でオンラインのセミナーも増えています。
自宅でどこでも学習ができるサービスの利用はおすすめです。
サブスクリプションサービスを活用する
オンライン勉強会だけでなく、サブスクリプションによるサービスも非常に増えています。
「サブスクリプション(subscription)」には「定期購読、継続購入」という意味があり、動詞の「サブスクライブ(subscribe)」は「定期購読する、定期購入する」という意味になります。
引用:NTT
サブスクリプションの利点は、好きな時間に活用できる点にあります。
専門書などは1冊購入するだけでも大きな金額になってしまいます。
しかし、サブスクリプションは契約するだけで、提供されているサービスを好きなだけ活用することができます。
株式会社geneが運営するコメディカルを対象としたオンラインセミナーサービス「リハノメ」がおすすめです。
有名講師による専門的な講義視聴だけでなく、金銭的にも良心的だといった意見も多いです。
↓気になる人は下から登録してみてください↓
eラーニングなどの教材を購入する
認定理学療法士が重要視されていく傾向にあり、勉強を始める人もいると思います。
そんな方には、教材「ASTICK(アステッキ)」が非常にオススメです。
ASTICK(アステッキ)とは、専門スタッフによって分析され、わかりやすく編集した教材が活用できます。
・eラーニング
・教材テキスト
・過去問題集
ASTICK(アステッキ)は認定理学療法士を目指す上では、良いサポートになります。
ぜひ活用してみてください。
部内勉強会を促す/開催する
部内でも地域でも良いですが、勉強会の開催を促しましょう!
自分より経験のあるスタッフからは学ぶことがたくさんあります。
または、自分が主催となって開催することも一つの手です。
組織全体の意識改革にも繋がり、皆さんの学習意欲も向上するでしょう。
文献を参考にする
今ではインターネットで十分に情報収集ができますが、全てを鵜呑みにするわけにはいきません。
なぜなら、その情報の正確性が不明瞭であるからです。
一見調べてみると、プロ目線からは疑問に思う情報も多いです。
・偏った主観的な表現
・素人がリサーチして書いた記事
私は総合病院に勤めており、病院が提携している文献検索サービスを利用しています。
文献も中には主観的な表現はありますが、根拠に基づいた意見も非常に多いです。
実際に私はここで文献を探し、参考になったものはInstagramに掲載しています。
良ければ参考にしてください → Instagram
専門書を参考にする
今では専門書も多くの種類があり、何を買えば良いかわからないことってありますよね。
私は、勉強会で分かりやすいと感じた講師の本から買うようにしています。
闇雲に買ってしまうと様々な問題が起こります。
・意見が自分と正反対の著書を購入し、どうして良いのか分からなくなる
(例)片麻痺患者に装具を使用する or 使用しない
・活字ばかりで読む気にならない
・内容が難しすぎてついていけない
今では多くの手技や考え方が浸透しています。
どれが正解といったことはありません(あまりにも的外れな意見は除いて)
しっかりと根拠に基づいていれば、基本的には間違いではないと思います。
しかし、自分の治療軸だけはしっかりと持っておいてください。
また、著書も自分に合わせたレベルから参考にし、少しずつ難易度を上げていきましょう。
- 誰でもわかる人工呼吸器 <入門編>
- 人工呼吸器を設定してみよう <中級者向け>
- 人工呼吸器の応用 <応用編>
大雑把ですが大体こんなイメージで進めていけると良いでしょう。
環境を変える
学びたい分野が学べない。周りの意欲が低く、流されてしまう。
こんな意見の人はいますか?
働き出すと自分が興味を持つ分野が見つかったり、反対に変化したりします。
働いている同僚や部下でもいろいろな意見が聞かれました。
・職場の治療方針が自分の考え方と合わない
・他にやりたい分野が見つかったが、今の病院では出来ない
・全体的に職場全体の向上心が見えず、モチベーションが上がらない
自分に問題がなく、環境因子によって成長を妨げられてしまうことはあります。
そんな時は、環境を変えることも一つの手だと思います。
職場の意識改革に働きかける
個人因子だけではどうにもならないことはあります。
そんな時は、職場の意識改革に働きかけることも1つの手です。
私の場合は、部内や班内での勉強会を積極的に開催しました。
皆さんの意識改革にも繋がりますし、後輩の頑張りに先輩方はプレッシャーを受けることになります。
組織全体が変わろうと意識が変われば、学びやすい環境になると思いますよ。
転職する
私が以前勤めていた病院は、大学病院であったため研究活動が盛んでした。
それ自体は問題ないのですが、研究>臨床の風潮がありました。
私は臨床が好きなので、もっと臨床を極めたいと思い、転職といった行動に出ました。
就業時間は日を超える事もあり、勉強時間が確保できなかったです。
会議や研究によって臨床業務を削ることに嫌気が差していました。
正しい勉強方法と言い切れはしないですが、やりたくもないことを無理する必要もありません。
万が一無理をし続けると、体調を崩したり、精神的に参ってしまいます。
職場の環境が変わらないのであれば、職場自体を変えるのも一つの方法だと思います。
実際に私は転職してから、仕事がとても楽しいです。
注意点は、転職先の情報や口コミ、関係者の話などをよくリサーチしておいてくださいね!
最後に
理学療法士には勉強意欲が高い人もいれば、その場で足踏みをしているような人もたくさんいます。
特に学ぶことが多い総合病院だと、何から勉強して良いかわからなくなりますね。
そんな時は焦点を絞ったり、勉強会や文献、専門書などの活用も一つの手だと思います。
個人因子だけで解決できないことは、環境を変える必要が出てきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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